ASCII.jpの連載、古田雄介の“顔の見えるインターネット”で、酢鶏(人工無能)の作者としてインタビューしていただきました。
古田雄介の“顔の見えるインターネット”第48回 「酢鶏」作者が語る「一家に一台、人工無脳」の未来像
いろいろとお話させていただいたのですが、私が言いたかった事をすごくうまくまとめてもらえたと思います、ぜひ読んでみてください。
酢鶏新エンジンについて、ついでなので、ちょっと補足しておきます。
2006年中旬ぐらいに、数日間実際のエンジンと混ぜて導入していました。
当時の反応を振り返ると
「賢くなったな!」と賢さにまず気づいてもらえましたが、時間がたつと賢さに飽きてしまうのか「なんかいつものキレがないな」とか「面白くなくなった」といったネガティブ評価に変わってきました、実際mixiなどで酢鶏に対するレスが一瞬は増えましたが、時間経過にあわせてドンドン減ってしまったため、結局元のエンジンに戻しました。
なんだか複雑ですが、結局おばかな酢鶏のほうがみんなにかわいがられるんですよね(笑)
ちなみに、記事中で技術を公開してるとか書かれてる割に、最近何もしていないのも心苦しいので(笑)
人工無能が賢く見えるために取り入れた方法を、この機会にざっと紹介してみます。
・酢鶏の名前に特種な反応をする
私「酢鶏、元気か?」 → 酢鶏「ん?なんか用か?」
・挨拶に対して特種な反応をする
私「おはよう」 → 酢鶏「おっはー!」
・会話中から名詞や固有名詞などを抜き出して、聞き返す
私「リンゴおいしいね!」→ 酢鶏「え?リンゴ?」
・誰かに対してのお願いや命令、たとえば動詞で命令系のものや動詞から助詞等につながるもの(●●しろ、●●して 等)に対して特殊な反応をする
私「酢鶏そろそろ寝ろ」 → 酢鶏「Lanタソが寝ろ」
・名詞に対して掛かる形容詞(●●ほしい 等)に対して特殊な反応をする
私「休みがほしいなー」 → 酢鶏「俺も休みほしい」
・名詞に対して掛かる動詞(●●したい 等)に対して特殊な反応をする
私「スキーしたいな」 → 酢鶏「なんでスキーしたいのよ?」
・数字(+助数詞)に対して反応する
私「100円拾った!」 → 酢鶏「お、じゃあ次は1000円だね」
・会話に参加している人名を覚えて使う
私「山田さんって話聞かないよね」 → 酢鶏「山田さんなんか言われてるよ!」
・エロワードなんかが混ざってるときは…
私「おっぱいおっぱい!」 → 酢鶏「おまいエロいな!」
・文章が何かおかしいときは怒ったり嗜めたり
私「aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa」 → 酢鶏「おちつけ!」
他にもいろいろあるんですが、キリがないのでとりあえず今回はこんなもんで
また機会があれば紹介していきますね。
キャンペーンなどで、ちょっとしか人工無能に触れない場合は、この手の辞書タイプの人工無能ロジックは結構好まれるみたいなので、長期運用しない場合なんかには結構使えると思います。
ちなみにこれらのロジックは、酢鶏への導入は没にしたのですが、その後に私が関わった他のサービスなんかで利用されてたりします。